身長体重ベア・ウエイトベア「サンクステディベア」をお作りしている風景です。
テディベアを日本国内で丁寧に制作している様子をご紹介します。
足裏刺繍の制作は、デザイナーがプロフェッショナル用のソフトを駆使して刺繍データを作成し、工業用刺繍ミシンで縫い上げます。
実際の制作風景です。工業用ミシンの迫力をごらんください。
足裏刺繍が出来上がったら、足の生地を返し、裏から刺繍をつけています。
裏からつけることで、見た目も出来上がりもすっきりときれいに仕上がります。
足裏がきれいにまるくなるように丁寧に縫い付けて、綿をつめます。足先までしっかりと入れないと刺繍がきれいに見えません。また、テディベアの足もしっかりしないので、ちゃんとお座りしてくれなくなります。
足裏のまるさを確認しながら綿をつめる作業は、意外と力仕事です。
次に、ご注文いただいた重さや大きさにテディベアを仕上げていきます。
おもりと綿をバランスよくテディベアにつめます。ちゃんと1g単位にあわせられるように、工業用のはかりでしっかりとチェック。
テディベアの重さも足裏刺繍の内容も、何人もの担当者で何度もしっかり確認します。
身長体重ベアは、出産時にも使用される身長計でベアの大きさをチェックします。


最後に仕上げのブラッシングです。
トリマーさんが使っているブラシで、ベアを優しくブラッシング。抜け毛を取り除き、毛並みを整えます。
それだけでなく、縫った部分がほつれていないか、生地に傷みはないかもあわせてチェックしています。
テディベアの目の周りももう一度トリミングして、かわいらしさをアップ。
職人はみんな、やさしく大事に赤ちゃんのようにテディベアに触れています。
体重ベアならではの1体ずつ違う重さ、足裏の刺繍内容、1つとして同じものはありません。身長体重ベアは、大きさも違っています。
出来上がってお客様へのお届けを待つテディベアが並んでいると、いろんな大きさ・表情があり、また、それぞれのタイプのベアの特徴がみえます。
そのテディベアを見ながら、ウエディングでの贈り物のテディベアは「ご両親に喜んでもらえるかな。」、ご出産のお祝でご注文いただいたテディベアは「赤ちゃんは大きくなったかな。」など、考えることもしばしばです。
どのテディベアも、大切な宝物になりますように、心をこめてお作りしています。
実際の制作風景がこちらから動画で見ることができます。
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